稲村ヶ岳・山上ヶ岳 10月!

日時   2006年10月 8日
天気   ガスと強風

登山コース 
  母公堂   ⇒  法力峠  ⇒  山上辻(稲村小屋) ⇒ 稲村ヶ岳山頂  ⇒  山上辻(稲村小屋)  ⇒  レンゲ辻
   8時                                 10時30分       11時(休憩・軽食)     11時50分
  山上ヶ岳山頂  ⇒  陀羅尼助茶屋  ⇒  洞辻茶屋  ⇒  清浄大橋  ⇒  母公堂
  12時15分(休憩)    (昼食)                   15時10分    15時30分     (歩数 33662歩)

大峰方面へ山歩きをする様になって、大峰山と言えば通常山上ヶ岳を指すぐらいなのに、学生時代に登っただけでした。
どうせ登るなら戸閉めしてからの方が静かで良いかなぁ〜と思っていました。
10月8日(日)、9日体育の日、土曜日に残業して急ぎの仕事を片付けたので、二日間休めます。
初日は山歩き、次の日は畑作業。
今月後半には紅葉も見頃、紅葉には少し早いですが、どうせ行くなら稲村ヶ岳もと思い、二座登って来ました。
天気予報は晴れマーク、すがすがしい10月の行楽日和の筈でしたが「女心と秋の空」?山はガスと強風でした。
歩いている内に強風でガスも切れ、天気も回復すると思っていましたが…。

母公堂に8時前到着、駐車場は満車、仕方ないので道路脇の谷沿いに路上駐車。
準備をして出発です。風が冷たかったのでジャケット着ました。
睡眠不足なのに歩きは快調、法力峠を過ぎ山上ヶ辻まで休憩なし、写真撮影で立ち止る程度で前を行く登山者を何組か抜いて進みます。
稲村小屋付近はガスの中、トイレタイムだけとって山頂を目指します。
稲村ヶ岳山頂もガスで眺望がない、2年ぶりに登った感慨もなく5分程で下山しました。
大日山は登らず稲村小屋に戻り、おにぎり1個と水分を補給して小休憩。
母公堂 登山口 法力峠 ブナの自然林の道 山上辻の稲村小屋
大日キレット 紅葉 少し色付いたブナ林 気持ちの良い登山道 稲村ヶ岳山頂展望台

ササとブナ林の歩き易い小道を進み、クモクビ塚を絡み女人結界門があるレンゲ辻に到着。
2年前登った時は左の川瀬谷を下り清浄大橋に出ました。あの時もガスの中の歩きでした。
結界門をくぐると急斜面の鉄梯子や岩場の道が暫く続き、宿坊・西ノ覗と山頂の分岐に辿り着きました。
ササとブナ林の
クモクビ塚の道
レンゲ辻の女人結界門
左…川瀬谷
急な鉄階段 ササとブナ林の稜線 分岐の標板

山頂お花畑は一面ササ原が広がり 本来、ここからの見晴らしも良いのでしょうが、ガスで何も見えません。
記念写真を撮って、今は静まりかえった大峰山寺をウロウロ歩き、日本岩・西ノ覗にも寄って見たが、ここもガスの中。
鐘掛岩の頭では金剛・葛城山が望めるらしいが、真下の登り口の台が見える程度。
誰もいない陀羅助茶屋で遅い昼食に、リックからカップメンとおにぎりを出して…あっちゃ〜バナーを持って来るのを忘れました。
寒かったので温かい食べ物をお腹に入れたかったが… 冷たいお茶でおにぎりを食べて、早々に引き揚げた。
洞辻茶屋で吉野道と分かれ、植林の中の道を進み、お助け水を過ぎダラダラとひたすら下ります。
そして清浄大橋に辿り着いた。
清浄大橋から山上方面の山を望むとガスが切れ陽が差して来た。(ハハハァ〜)
アスファルトの車道を歩き母公堂に戻って来ました。
洞川温泉に入って帰ろうと思いましたが、駐車場の車の数を見て諦め帰路に着きました。
山上ヶ岳山頂お花畑で
記念写真(1719.2m)
大峯山の門 鐘掛岩の頭から下を 岩場に咲くリンドウ 陀羅尼助茶屋
お助け水(美味しくない) 杉林の道 女人結界門 清浄大橋 晴れて来た。

稲村ヶ岳・山上ヶ岳と二座登って来ましたが、山頂からの展望がなかったので登った気分になれない、物足りない山歩きでした。
山上ヶ岳に登って気になった事が、陀羅助茶屋や他の茶屋もですが、建物の裏に回ると、山の斜面には廃材やゴミが捨てられ、
悪臭がした茶屋もありました。世界遺産に登録された奥駈道、その中心的な位置にある山上ヶ岳です。
茶屋を営んでいる人は勿論、登山者・修験道者もゴミの持ち帰りを徹底して欲しいです。

この2・3日は季節の変動時、日アは大荒れで吹雪の中、何人も遭難され犠牲者もでました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
帰ってかみさんに聞いたら、大阪は天気が良かったらしい!
低山でも下とは気象が違うのだという事がよく分かりました。